すみれまる子的宝塚。

凝り性飽き性にもかかわらず、6年もはまり続けて宝塚。ライトなのかディープなのか、宝塚へのすみれまる子的見解を綴るブログ。

宙組 天は赤い河のほとり観劇

ご無沙汰しています、すみれまるこです!

 

先日、宝塚大劇場にて宙組公演、天は赤い河のほとりシトラスの風sunriseを観てきましたー!!

 

ざっくり感想を言うと、めっちゃ省略されていたけども、楽しめました!!

 

私は、実はもともと原作を知っていたので役柄やストーリーが頭にある程度入っていました。それに加え、今回の観劇前にTSUTAYAでマンガを借りて読んだので、予習復習バッチリ。

 

なので、ヒッタイトだとかハットゥサだとか、カルケミシュだとかシュッピルリウマだとか、ややこしすぎる単語はしっかり頭で消化できました。そこは良かったかな。

 

こういう舞台って、役柄や役名・地名が分かりにくいとごっちゃになって、途中でストーリーについて行けなかったりするじゃないですか。そういうことは、無かったですね。

 

 

で、本題ですが、

終わってみての感想は、新生宙組サイコー!!

なんて素敵な組なんだ、もう一度観たい。

 

まず、真風星風ペア。

 

私は、真風さんと星風さんはあまり持ち味が合ってないように思っていて、なぜこの組み合わせにしたのかな?とギモンを感じていたのですよね。

 

しかし。

今回の観劇を通して印象が全く変わりました。

 

すっごい、良い。

 

なにがって、何だろう、全然ちがうタイプの二人が組むことでものすごく新しい風が生まれているというのでしょうか。

すっごい新鮮。

 

そして、二人がそれぞれ魅力的、なんですよね。

 

真風さんは大人の男性みたいな落ち着いた雰囲気があって、そこに無邪気な天真爛漫なまどかちゃんが合わさることで、真風さんの包容力とか優しさみたいなものが、ものっっすごい強調されるというか…。

 

真風さんって、わりと落ち着いた感じで、ショーでもダークな雰囲気があったり、悪役とかも似合うじゃ無いですか。

なんですけど、まどかちゃんは、めちゃくちゃ純粋!って感じで、明るい花みたいな印象で。すごい陽の雰囲気持ってると思うんですね。

 

ダークに決めているはずの真風さんが、まどかちゃんがニコニコの笑顔を向けることで、中の人のゆりかさんの笑顔がついつい出ちゃうみたいな。

まどかちゃんには優しくなっちゃうみたいな。

そーゆーのが、たまらん!!!でした。

 

だってまどかちゃん可愛いんですもん~!あんなニッコニコの可愛い笑顔向けられたら、キメキメの場面でもついにやけますわな、真風さん。分かりますよ。

 

て、これお芝居に関係ないですね笑。

 

お芝居については、真風さんはじめ宙組の方々が高身長ってこともあって、見た目がほんとに漫画。

 

カイル皇子とユーリの身長差、間違いない。

 

ユーリちゃんについては、ちょっと力んでいるというか、台詞回しが早口かなっと思う部分もあったけれど、可愛いし歌も上手いしダンスも良かったからもう良い。それで良いです!

 

基本、原作を元にしたストーリーになっているのですが、

ウルスラの場面が無かったり、ハッティ族の鉄のくだりや獅子の紋章がカイル皇子中心の場面になってたりと(カイル皇子途中で危うくなるし!)随所にストーリーをつなげるための変更点がありましたね。

 

そことここ繋げたのか、みたいに驚きました。

 

わりと登場人物が多くて、原産地エピソードをこれでもかというほど詰め込んでいるため、かなり駆け足感はありましたが、私はとても楽しめました。

 

でも、できるならば一本もので観てみたかったなあ!登場人物多いからこそ、話も膨らませられたでしょうし、心の動きがもう少し分かりやすかったらもっと良かった。まあ、登場人物多いからこそ、下級生まで活躍できる配役で、そこはとても良かったですね!素晴らしい。

 

話の展開はめっちゃ速いのですが、プロローグを初めとして、戦いの場面とか、音楽がよいし、衣裳がめっちゃかっこいいので、その場面を観ているだけで楽しかった。

ワクワクしました。

 

 

あと、今回の私の中でのMVPは芹香さん!!

めっちゃかっこいいです。

もともと、原作を読んだときも私はラムセス好きなのですが、原作を裏切らない!

そのまんまなラムセス!!最高!

 

特にミイラソング 笑!!

ユーリに言いやる場面なのですが、曲も1番ミュージカル調で、すごい楽しかった。芹香さんってとても歌がうまいんですね! 

台詞も聞き取りやすくて、歌も上手くて演技も格好良くて、ファンになっちゃいそうでした。

 

ようこそ宙組へ!!

 

そしてそして、すみれまるこ大好き和希そらさん。

カッシュ、めちゃ素敵でした~♡

やはり裏切らない和希そら!!

踊りもかっこいいし、小芝居もお茶目で可愛いし。

特筆すべきは祭りの場面。

 

ここで和希そらさん、上手に基本いるのですが、遥羽ららちゃんと絡みます(小芝居で)

私は遥羽ららちゃんは、和希そら氏の彼女と認定しているので 笑

大注目。

 

もー、二人可愛すぎです。ぜひご覧あれ。

 

 

天は赤い河のほとりについてはそんなところでしょうか。

ああ、もう一度観たい。

DVD買おうかな…。

 

 

 

 

雪組ケイレブ・ハントを観た

友人に子どもが生まれ、名前がとむくんだったので、母に『とむくんだって!蘭寿とむさんと一緒だね!』と話すと、母から『アンタまさか、子どもが生まれたら風斗などと付けるんじゃあるまいな。それこそ笑いものだよ。』と言われました。そこで望海さんを出してくる母に驚きました、すみれまる子です。

 

なぜ、せいなちゃんとか、みゆちゃんとかじゃなくて風斗くんなのだ。

最近、私の心にのぞ様熱がグイグイ来ているのを見抜かれていたのだろうか。ドンジュアンの千秋楽映像を、母がリビングに入ってくるタイミングで繰り返し流していたからだろうか。

母、恐るべし。

 

ところで、タイトルの通り、観てきました私立探偵ケイレブ・ハント。

 

なんと今回2回公演続けて観てしまいまして。

 

おしりが痛くなりました。なんと平日昼間にも関わらず、見た限り満席。立ち見もたくさんいらっしゃいました。

 

改めて雪組すごいなあ。

 

平日の公演にも関わらず、満席。立ち見も。

 

 

実は私が初めて見た宝塚も雪組だった。あれは忘れもしない2010年。当時学生だった私は、音月桂さんファンの友人に連れられ「ソルフェリーノの夜明け」と「Carnevale~水夢~」という作品を観た。

 

 

実はあんまり覚えていない。

 

が、当時トップだった水夏希さん演じるアンリ・デュナン赤十字を掲げて高潔な精神を持った人だったなあという印象と、出てくる人がみんな血だらけの包帯か白衣を着ていた、という思い出がある。

 

 

ショーはなんか、当時二番手でいらっしゃった彩吹真央さんが、シマシマのゴンドリエかルキーニみたいな衣装を着て階段で歌っていらっしゃったイメージがある。

 

そして、なんか音月桂さんが結婚式みたいなシーンをしていて、すごく明るいイメージで素敵な方だなあと思ったのだ。

 

ところでこの公演には宙組から組替えされていたちぎさんも出演していて、オーストリア兵だかイタリア兵だかで出ていたはずなのだ。ちぎさんのことを露ほども知らなかった私は、クリーム色の軍服の人に一人イケメンがいると思ったのだが、それがはたしてちぎさんだったのかどうかは今は確かめる術はない。当時の自分の無知さを責めるのみである。

 

さて、話は戻って、何が言いたいかというと、このソルフェリーノの時も平日の公演だったのだ。

その時、席がものすごく空いていた。

 

 

私はたしか、20列目くらいでみたのじゃないかと思うのだが、真ん中の方や後ろの方、まったく人がいないところも多かった。

 

平日ということでそういうもんなのかなと思っていたのだが、今回同じ雪組公演を観て、改めて今の雪組の人気を思い知った感じであった。

 

 

さて、公演の感想に移ります。

 

 

ケイレブ・ハントは笑いとサスペンスが程よく混ざったまとまった仕上がり。

 

なんか結構正塚先生の作品としては、意外な雰囲気の作品でした。

 

 

でも、イメージとしてはやはり「マジシャンの憂鬱」と似ているかなあ。

 

 

 

 

 

 

 

珠城りょうさんに柚希礼音さんの可能性を見る

ハッピーハロウィーン

通っているテニススクールのコーチがスパイダーマンの仮装をしていたので、

明日海りおさんの『スパイダ~スパイダ~ラァーン』が頭から離れませんすみれまる子です。

 

明日海りおさんのZ-BOY、二次元の住人てかんじでしたよね、大好きです。

 

 

さて、明日海さんもそのころは月組だったけれど、

 

月組の新トップ珠城りょうさんについて。

 

アーサー王伝説の映像を観たのです。

なんだかあの珠城りょうさんがもうトップになるのかと思うと勝手に感慨深く、もと月組ファンで霧矢さんファンであった私としては、珠城りょうさんをどうみてきたのか、改めてみてみたい。

 

 

研2の珠城りょうさんの抜擢

 

思い起こせばあれは2010年。

 

珠城りょうさんは、前トップ龍真咲さんの公演HAMLET!!にたしか蘭乃はなさん演じるオフィーリアの兄だか弟だかで出演していた。

 

そのときはへーこの人まだ2年生なんだーそれにしてはしっかりしてるなあなんて思っていた。

 

その後スカーレット・ピンパーネルで新人公演初主演。今から考えると、ずいぶん早い抜擢だったのだと思う。なんかでも、彼の場合そのときからあまりイメージが変わらない。

 

見た目は正統派男役、中身は割とまじめ風味、もう出来上がってますいつでもオーケー!って感じだ。

 

たまたま見かける偶然が多かった

 

 

たまたまといっても、もちろん道でばったりお目にかかったわけではない。

 

2回ほど、間近でこちらが勝手にお見かしただけである。

 

一度目は私が宝塚大劇場に壮一帆さんのお披露目公演、かのベルサイユのばらフェルゼン様編を見に行った時。

 

ちょうどバウホールの前を通ったとき、

珠城りょうさんたちが出てこられており、なんかファンの人に千社札を配られていたのだ。

たぶん衣通姫の、月雲の皇子の公演期間か練習中だったのだと思う。

 

 

間近で見るタカラジェンヌの美しさに驚愕しつつ、その日は同僚と二幕はじめのスウェーデン花祭りかなんかの歌を歌いながら帰宅した。

 

二回目は、霧矢大夢さんの退団後コンサートに行った時である。

私はこれまでの短い宝塚ファンの歴史の中で、特に濃くハマっていったのがちょうど霧矢大夢さんの時代だった。

 

その為退団後しばらくは、霧矢さんの公演を見に行ったりしていたのだ。マイフェアレディも行きました、あれは本当に素晴らしかった!また行きたい。

 

私が行ったのは東京公演だったのだが、その会場に珠城りょうさんも来ていた。

 

宝塚ファンとは単純なもので、自分がファンをしていたスターさんを慕っているらしい下級生のスターさんも、なぜだか好きになってしまうものらしい。

 

私も霧矢さんファンとして、霧矢さんへのあこがれメッセージを各所で発信している珠城さんには好印象を勝手に持ち続けていた。

 

珠城りょうさんは、柚希礼音さんのようなトップになるかもしれない

 

 

勝手な印象なので、勝手に書いているだけなのだが、私はいずれ珠城りょうさんは柚希礼音さんのようなトップになるのではないか、と勝手に思っている。

 

 

私がそう思った一番最初の公演は、TAKARAZUKA花詩集100!!の新人公演である。

 

これは星組のエトワールド宝塚と同じようにショーの新人公演であったため、場面ごとにトップの役をするスターが違っていた。

 

珠城りょうさんは、なんだか紫の衣装の群舞でトップを担当していたと思うのだが、この場面を見て私はかなり驚いた。

 

男役としての魅せ方というか、目線の送り方というか、そういったものがもう、完全にスターのそれで、こりゃーこの人ビッグになるな!って感じであった。

 

 

私が柚希さんみたいなトップになるのかも、と意識したのはその時である。

 

 

なんか見た目は男役としてものすごく恵まれた容貌をしていて、歌もダンスもお芝居も苦手と言えるほどの雰囲気もなく、

下級生の時から抜擢をされていくこの感じ。

 

そして、なぜだかご本人はとても生真面目な印象。なんだろう前のトップが安蘭けいさんだったり龍真咲さんだったり、舞台の上ではっちゃけられるタイプだったからなのか、

 

面白い役でも、なぜだか漂う真面目感そして大型犬感(失礼)。

 

しかし、

 

柚希礼音さんはその後、宝塚を牽引する大人気トップスターへ。

 

初め安蘭けいさんの後、トップになった柚希さんもきっと若いと言われたことでしょう。

 

でも、若手から重ねた真ん中に立つ経験というのは大変大きなものなのだと思うのだ。

 

なので、きっとこれから、珠城りょうさんが月組トップとして活躍していくなかで、トップとして中堅くらいになられた時、

今の真面目な雰囲気に加えてなんとなく色気が出てきたなら、

 

きっとものすごいトップになるに違いない。と、私は密かに期待している。

 

 

まずは、お披露目公演のグランドホテル。

新生月組も楽しみであります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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宙組のエリザを観て・愛月ひかるさんが格好良かった話

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会社で上司に理不尽なことを言われると、

つい『ガマーンーーできなあぁーーーーーい』と叫びたくなります、闇が広がります、すみれまる子です。

 

王妃の館の先行画像が発表されて、気分はすっかり新たな公演へと向かっているところ、いまさら夏に観た宙組エリザの話をします。

 

なぜかって?

 

ドゥンドゥドゥンドゥドゥンドゥ…

 

すごく宙組エリザが良かったからである。

 

 

男役群舞がかっこいい。

 

 

なんで最初からフィナーレの話だよって感じですが、一番大好きだからです。何時間でも観ていられそう。

 

そもそも、エリザベートは、私が宝塚にはまるきっかけとなった作品でもあるので、とても思い入れがあるのだ。

 

その中でも特に好きなのがこの、男役群舞!!

 

なんか最初観たときは変な踊りだな(失礼)と思った気がしているのだが、観ているうちにどんどんはまる。

 

特に変だなと思ったのは、なんか男役の方たちが手をななめ上にぴーん!と伸ばして敬礼みたいなのをしたあとラジオ体操のごとく前屈するくだりと、

みんなでびょーん!とジャンプしたあと膝を曲げながら肘でリズムを取るみたいなくだり。

 

 

そして極めつけは陰コーラスにあわせて、何か丸いものを手に持って2回のけぞるところ。

 

 

なんじゃこりゃ?と思っていたのだ。

思っていたのに。今やエリザベートの作品を通して、一番大好きなシーンは、そこ。

 

 

チャララーチャーチャーチャーラー、ラララーラーラーラーチャチャーララー、(闇が~ひろがーるー、人はーなーにーもー見え~ない~)の、あとの『フッ!』 は、必ず一緒に声かけします。家では。もちろん振り付きで。

 

ここでいつも私が見てしまうのが、ルキーニ役の方である。

 

 

 

ルキーニ役の愛月ひかるさんのあまりの格好良さに被弾する。

 

 

私はエリザベートの中で、ルキーニがとても好きなのである。いやいや彼はエリザベートを殺した狂ったテロリスト。

 

 

しかしそうは言っても、かっちり固めたヘアスタイルの貴族の皆様や、純朴そうな平民の皆様に混じって、ちょいワル風味なルキーニさんから目が離せない。

 

 

カフェのシーンやマグカップ配りで、おばあちゃんや子どもに優しいのもたまらない。

 

弱いものいじめはしませんルキーニさん。

 

 

そして今回の宙組エリザ、愛月ひかるさん。

 

とっても格好良かったです。

 

 

もうびっくりしちゃうくらい。

私は最近なんだか宙組を観ることが増えていて、

でもはまらないわよ私は雪組ファンなのですから!と雪組に謎の忠誠を誓っていたのだけれど、

 

このエリザでは愛月さんにやられてしまった。

 

何だろうあの、足の長さは。

本当に私と同じ日本人なのだろうか。

頼むから隣には並びたくない。

 

 

スカイステージで観る彼女(彼?!)は、なんだかとっても女の子らしくて、声も高めで大変色白でいらっしゃる。

 

それがなぜだか、オーストリアでは浅黒いちょいワル男に大変身。出てくるたびに、勝手にルキーニを追う私のオペラ。

 

 なんで今日ボーダーを着てこなかったんだ、朝の私のおばかさん。なんて思いながら、黒天使の和希そらさんもしっかりチェック。

 

 

フィナーレのルキーニの笑顔に再度被弾する

 

 

私はショーのパレードが大好きです。

そして、どちらかと言うと、1本もののショーについてるパレードが好きです。

 

 

なぜかというと、

2本立ての場合、一度物語は終了して、新たな世界としてショーが始まるわけだから、もちろん最後のフィナーレは一幕より役は全く関係が無い。

 

でも、1本ものの場合、例えばなんとなく物語の続きを描いているようだったり、回想をしているようだったりする小さなショーがついていることが多い。

 

パレードも、大体が役の衣装で出てくる。

 

 

これが良いんですよ。

 

 

なんでかって、あのルキーニが、洗練された顔をして降りてきて、にっこり笑って挨拶をする。

 

たまらない…!!

 

ちなみに私は1本もののパレードでエリザベートの次にスカーレット・ピンパーネルが好きである。

 

その中でも好きなのはもちろんショーブランのパレードシーン。

 

 

何回そこ観るねんっていうくらい、再生してます。

 

つまり、ギャップに弱いのだろうか。

 

でもこの件に共感してくれる人は少なくないと思う。

 

ルキーニのちょいワル加減と、パレードの笑顔は、正義です。

   

 

宙組はしかし、勢いがあるなあと思いました。フランツにしても、これまでにないエリザベートを見れたような気がする。

 

まだまだ期待できそうな宙組

 

 

来月は、スカイステージでバウ・シンギング・ワークショップが放送されますね!

 

和希そらさんのモーツァルトが、楽しみであります。

 

 

 

 

 

 

 

 


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組替え発表を受けて望海風斗さんブリドリ+NEXTを見返した人は多いに違いない。

会社のエレベーターでノバボサのステップを練習していたら、「ピコーンピコーン、暴れないでください」とエレベーターに注意されましたすみれまる子です、こんにちは。



さてタイトルの通り。真彩希帆ちゃんの雪組への組替え発表を受けてのおはなし。


実は真彩ちゃんと望海さんのコンビをひそかに希望していた(密かじゃないか!)


真彩希帆ちゃん。この方はもともと花組にいた笑顔のかわゆい天使のような娘役である。芯はしっかりしているような気がするのだが、かわゆい。とてもかわゆい。


私の印象としては、「みりおちゃんのディナーショーに出てエメを歌っていた子」「のぞ様のブリドリ公開収録でファントムのクリスティーヌやってた子」って感じである。



この二つとも共通して、印象としてあったのが「めっちゃ歌がうまくて笑顔がかわゆい子」である。




みりおちゃんとも合うなあ~、と思っていたのだが、衝撃だったのは、のぞ様とのブリドリの収録映像。



クリスティーヌのまあ似合うこと。歌がとにかく上手い。とても上手い。綺麗な声だなあ~♥と思い、何度も見てしまった。現宙組トップ娘役・実咲凛音さんの新人公演クリスティーヌも私はとても好きで、「いつ~も、まって~いた~♪」の歌だけ何度も聞いてしまうほどだったのだが、


真彩ちゃんのはまた違う。化粧も普段化粧だし、衣装も普通のワンピースなんだけれども、表情とか声とかで引き込まれる可憐さがあった。




それで、そこから「この子は望海風斗さんがいつかトップになるときお嫁さんになったらぴったり!!」と勝手に夢見ていたのです。



でもね、そこはなんだか宝塚。宝塚って、なんかこう一般的に歌が得意分野とされているトップの方に、歌がうまい娘役トップを組ませるって、あんまりない気がしているのだ。



最近はそうでもないのかな、と思っているのだけれど。なので、そうは言っても望海さんとはむずかしいかもな、とうっすら思っていた。



そんな時に当時花組だった二人の同時組替え発表。



ちょうどエリザベートの時だった。緞帳の前でルキーニとハンガリーの娘みたいな恰好でご挨拶するお二人。ああやっぱり似合ってる。でも悲しいかな望海さんは雪組へ。そして真彩ちゃんは星組へ。


その後雪組へ来た望海さん。私も呼び方が「望海風斗」などと呼んでいたのがいつのまにやら「のぞ様」へ変化。のぞ様すてきかっこいい。ファンシー・ガイで目線をいただいた気がしてすっかりのぞ様ファンに。ヅカファンは意外と単純なのだ。


そして真彩ちゃんは星組で順調に新公・バウ主演を重ね、風ちゃんの後のトップかなと思いきやそれはなく、そうすると礼さんの相手とするのかなとぼんやり考えていたこの頃。



突然の組替え発表。



「これはもしかして・・・」と思ったファンは私だけではないはずだ。



ちぎみゆファンでもある私としては、ちぎみゆが終わってしまうかもしれないというとんでもない悲しみと、



だいきほが実現するかもしれないというものすごいロマンチックな期待感を感じて、一人どうしようもない感情と戦う日々である。


でもこのパターンって、ゆうみちゃんが月から雪に来た時とも似ている。



もともと雪組組替えして2番手をしていたちぎさんの次回相手役として、月組から組替えしてきたゆうみちゃん。



壮さんとあゆっちの退団公演一作を経て、(全国ツアーもあったけど)晴れてトップとして組むことになった。



今回もそういう形にするつもりなのだろうか。





そういうわけで、のぞ様ブリドリを見返してみた

はいDVDに焼いてありますのぞ様のブリドリは。保存版です。ちなみに朝夏まなとさんのも焼いてあります。



最後のオリジナルダンスがあまりにかっこよかったのと、和希そらさんがおもしろかったので。





さあ、のぞ様と真彩ちゃん。



やっぱり相性抜群に思う。真彩ちゃん、どうしてこんなに透き通る歌声がだせるのだろう。可愛くて歌がうまいクリスティーヌ。そしてかわゆい。のぞ様はちょっぴり髪型がルキーニ風味。髪型はビクトリアン・ジャズ時代が好みです。


実はファントムっていう作品自体はあまり好きではないのだけれど(おい)



真彩ちゃんとのぞ様の公演が実現するのならば、



全力で見に行くことでしょう。




ところで、私は有沙瞳ちゃんも好きです。ニコニコして、かわいらしいし実力も確かだなと思います。彼女は星組へ行くことになったけれども、ぜひ次回のスカピンでは、マルグリットをやってほしいなと希望してます。















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月城かなとさんが月組の月城さんになって少しさみしい話

会社の階段でフィナーレのパレード降りの練習をしています、すみれまる子です。
こんにちは。



先日、大規模な組替発表があったけれども、私はとてもとても衝撃を受けた。



月城かなとさん、月の王子となる



今回の組替え発表は雪と星と月と交換である。男役は朝美絢さんが雪組へ。反対に月城かなとさんが月組へ。つきしろかなとさんが月組へ。つきしろかなとさんが・・・

私は月城かなとさんがとても好きである。



彼女ほどノーブルな男役が完璧に似合う人も少ないと思う。


女性でももちろんきれいだし、男役としても顔つきが完璧に美形だし。どんな役でもかっこいい。



先日観に行ったローマの休日でも、月城さんの正統派でありながらどんな役でもこなす、オールマイティーぶりにひたすら感動していたのだ。なのに月組へいってしまう・・・とてもさみしい。


昔は月組ファンだった私なのに、今やすっかり雪組ファン。



月城かなとさんを私が初めて意識したのは壮一帆さん時代のSHALL WE DANCE新人公演の主演をされていたときである。まず、その見た目。美しさに驚き、次いで演技と歌に安定感があることに驚いた。


「こんな人がいたのか~。めっちゃ綺麗。しかも95期?これまで知らなかったけど、ずいぶん素敵な人だな!」と。


でもしかし、宝塚人事は一筋縄では行きません。なぜだかすごくいいのになと思っていても、なかなか路線にならずに終了してしまう方も多いのが現実だし、95期だともうすでに礼真琴さん桜木みなとさん柚香光さんなど他組で活躍されている人も多かった。


なので、どうかな~と思っていたのだが。


なんとどんどん上がってこられる王子様れいこ様。確実に、着実に、破たんなくお仕事をこなされ、


今やしっかり雪組を支えるスターの一員となられているのである。正直るろ剣の蒼紫様はかっこよすぎて二次元でした。


それから、ゆうみちゃんと仲良しな雰囲気なのも、私としてはポイントが高かったのだ。



ゆうみちゃんとちぎさん大好き月城かなとさん



月城かなとさんは、ゆうみちゃんととても仲良しなようなのである。それが垣間見えるのは、ナウオンでの二人のやりとりなども挙げられるのだが、最近ではずいぶんわかりやすく目にすることが多くなっている。


たとえば、月城さんが出演している「宝塚CAFEBREAK」の「ゆうみブレイク」のコーナー。



ふだん月城さんは上級生と話している映像を見ることが多いのだが、ゆうみちゃんと二人のやりとりでは、ゆうみちゃんをひたすらいじるいじる。


ええ、しかももちろんちぎさんネタで。



月城さん、いい仕事されてます、ファンの需要をわかってらっしゃいます。というか、実は月城さんにかぎらず雪組の方たちって割とこちらよりな仕事をしてくださっている気がする。



この時も月城さんは、(ラ・エスメラルダのフィナーレの群舞の話で)「どうする?ちぎさんにウノ、ドスって言われたら・・・」


とか言ってひたすら照れるゆうみちゃんをからかっていた。こうして書いてみると意味不明だが、映像で見るととっても楽しい。笑


観たことない方は、この機会にぜひ見てみてほしい。

え、放送が終わっていて見れないって?それはなんとかして入手してほしい。


スカステでも何年かたつとするけどね・・・何年か経つと。ちなみにこの前大空祐飛さんのサヨナラ特集のカフェブレが放送されていました。



ゆうみちゃんもね、月城さんとは一期違いだからなのか、いつものナウオンなどよりはリラックスしている様子なのだ。



それからもう一つ。最近衝撃だったのが「ローマの休日」の千秋楽映像のこと。



なんか、ちぎさんがご挨拶をされているなか、なんか後ろで月城さんとゆうみちゃん、何度も二人で顔を見合わせて笑ったりしているんですよ!!



ちぎさん全然しらないでしょうけども!!なんか、そのあと、ちぎさんの指示によって組子全員が謎の身振り手振りをさせられるくだりでも、二人はイチャイチャしていた。



とてもほほえましいです。


月城さんは壮さんのDNAを受け継いでいると思う

前述してたけれども、私は壮一帆さんがわりと好きでした。なんか潔くてかっこよくて。「若き日の唄は忘れじ」の時の牧文四郎の青天なんかも、とってもかっこよくて好きだったのだ。


本当に、あんなに武士が似合う人もめずらしいなと思う。



それで、月城かなとさんは、壮さん時代に2回、新人公演を経験している。本人も日本物が好きとお話しされていたけれども、とても似合うなと思う。


ただ、私が似ていると感じるのは、日本ものがどうとかではなく、ふとした時のたたずまいだったりする。


顔はもともと全然似ていないとおもうのだけど、なんだろう仕草とかなのかな。やっぱり新人公演をしていると、本役の人に似てくるのだろうか。


洋ものというか、ショーで歌っているときの立ち方や視線の向け方、そういうものに、ふっと壮さんを感じることがあるのだ、月城さんを見ていると。



正直なところ、これから雪組で月城さんを観られなくなるのは少しさみしい。



次の大劇場ではもう月組の人となるわけだから、雪組の月城さんを見るのは、今回で見納めなわけだ。



でも、月組での月城さんもきっと、輝いてくれるはず。どうかこのまままっすぐ、よい環境でスターとなっていってほしい。



そうしていつか、トップになったら嬉しいなあ。







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はじめて宝塚を見る友人にDVDを貸す話

ニコニコ動画でタカスペ2015のコンビシャッフルを寝起きに観た為一日中ネバセイグッバイの歌が流れています、作品を見たことはないけれど。すみれまる子です。こんにちは。



宝塚ファンを一定期間していると、


このすばらしい世界を、ほかの人にも知ってもらいたい!!!と、謎の使命感をなぜだか皆持つようで、


周りの人に隙あらば勧めようとする傾向がある。



私も例にもれず、少しでも興味を持つ友人がいると、すかさずDVDを貸して様子をみる。


まず、ポイントはどのDVDを貸すかである。



ここで最初心優しき宝塚ファンはひとしきり悩む。


というのも、宝塚の作品というのは、ものすごく幅があるのである。周りから見れば
「いや一緒だよどれみても同じに見えるよ」と思うかもしれないけれど全然違う。


最初にベルばらを見るのか、銀ちゃんの恋を見るのか、銀河英雄伝説を見るのか。その「運」で、それからの宝塚人生(おおげさ!!)がぜんっぜん違うのである!


最初に見る作品がつまらなかったり、その人にあってなかったら、多分まったく興味を持たないまま「おもしろかった~。どうもありがとう\(^o^ )」と思ってもない社交辞令を持ってその友人の宝塚ファン人生は始まることなく終わる。


そうなっては困るのだ。


もちろん、こちらが貸しても貸しても一向に興味を示さない人もいる。そういう場合は放っておくしかないけども、せっかくはまるかもしれない要素があるならば、最善を尽くさなければ。


と、このように宝塚ファンは阪急交通社の営業マンとなって今日も暗躍しているのである。


本業もこれだけ鋭意努力すれば成績も伸びるのに。passionはつねにFOREVER宝塚。おお宝塚我が宝塚。




さて本題に戻って。


ここでポイントなのは、強く勧め過ぎず、貸した後も感想をこちらから聞かないことである。



これまで私も何人かの友人をヅカ沼に引き込んできた経験を持っているが、宝塚にはまる人というのは、ほっておいても勝手にはまっていく。


ただ、地方だったり周りに宝塚を見ている人がいないと、まったくどんなものかわからず、食わず嫌いの可能性もあるのだ。





でも、DVDを見る前と見た後では、まったく反応が変わる場合があって、その人たちは完全にこっち側だと言える。


もちろんはまらない場合も多く、あまり期待しすぎると後々はまらなかった場合にショックなので、とりあえずお勧めを貸す。そして様子をみる。


私が初めて宝塚を観る友人に貸すことの多いDVD

これは主観がかなり入っていると思う。ランキング順で紹介 ジャジャーン( ^)o(^ )



第1位  スカーレット・ピンパーネル (星組ver2008)
第2位  エリザベート        (月組ver2009)
第3位  ルパン三世         (雪組 2015)




なぜ、このランキングなのか。私が好きということもあるけれども、まずは万人に受け入れられやすい作品がいいと思っている。




私は最初に見たDVDが、月組瀬奈じゅんさんの「マジシャンの憂鬱」だった。


正直最初に友人に無理やり借りさせられたときは「絶対おもしろくなさそう」と思っていた。



なんか赤い口紅すごいし、女の人でしょ?何がかっこいいのかわからんという気持ちで。



友人から「観た?観た?」と言われ続け1か月弱。とりあえずそろそろ見たって言って返さねば、と思いDVDを観た。



ら、なんか結構笑える箇所があって、しかもわりと私のツボにはまる笑いだったことで、



「なんか意外と面白かったな」という印象を意外にも受けたのだ。



それで友人に「結構おもしろかった。よかったら他のも見せて。瀬奈さんのがいいな」と言ったのだった。
なぜなら瀬奈さんしか顔がわからず、覚えられる自身がなかったので。


それから友人から借りたのが「エリザベート」2009年月組ver。


これが歴史好きな私にドンピシャだったのだ。音楽と、ダンスと、芝居のミュージカルの素晴らしさに感動して、


楽しすぎて毎日毎日BGMに流すほどになってしまった。




その後、大学を卒業して友人からDVDを借りることは少なくなったのに、勝手にスカイステージに加入し、たまに宝塚に観劇に行って楽しむファンとして成長を続けていったのだ。


もし友人が最初に貸してきたのがマジシャンの憂鬱じゃなかったら?二番目に貸してきたDVDがエリザベートでなかったら。


こんなに宝塚にはまらなかったかもしれない。と思う。



だから、友人に私が貸すときも、かなり慎重に選定をしているのである。



これまで初めての人に貸した中で、一番手ごたえを感じたのがスカピンなのだ。


いや、エリザももちろんものすごくおすすめではあるんだけれども、暗いのが嫌いな人には合わない場合もあるので。




そういうわけで、この順位です。



ちなみに、上記3つを見せた後、「星逢一夜」を見せたとき「これが一番面白かった」と言った男子もいた。


好みはひとそれぞれ、なので、とりあえず万人受けを考えつつ、その人の好きそうなものを推察して貸すことをお勧めする。




友人がDVDを観た後の反応を見る

さて、友人がDVDを観た後である。こちらから「どうだった?よかったでしょ??だれが一番良かった??」とか質問攻めにしてはいけません。



クールに、クールに。



何も言わず受け取ります。



そうすると、その後まったく何も言ってこない人もいます。その場合は見込みなし。放置して縁がなかったとあきらめましょう。



もう一つのパターンは、友人から何かしら反応があった場合。



たとえば「おもしろかったから、また何か他のDVDかして?」とか。


「あの人はなんていう名前なの?」とか、「○○さんがかっこよかった」とか、


こう来たらもうこっちのもんです。次のDVDをさっそく持っていく。




この時貸すのは、最初に貸したDVDと同じ組のものがよい。なぜならば、はじめて宝塚を観る友人にとって、舞台化粧をしたタカラジェンヌ皆同じ顔をしているから。


また、あまりにも一気に多くの情報が入ってきてしまうと、処理が追いつかない可能性があるので、


できるだけ慣れるまでは同じ組の同じ人の作品でおすすめものを貸していくのがよいと思っている。



覚えるのも大変だからね。



そうこうしているうちに、ほうっておくとスマホの普及している現代に生きる友人は、


勝手に「早霧せいな」とか、「宝塚」とか、「雪組」とか、ネット検索をするようになる。



そうしてyoutubeなどで動画を発見し、カフェブレイクや初日映像、ナウオンなどを勝手に見て、



いつの間にやらものすごいファン街道を爆進していく、と言った流れである。





このころになると、なぜか「ナウオン」とか「ちぎさん」といったような専門用語も勝手に話すようになっており、


ひさしぶりに会った友人の成長ぶりに、こちらがびっくりさせられるようになることもしばしばである。





ともあれ、自分の好きなものを友人が好きになってくれて、同じ楽しみを共有できるということは大変うれしいことである。



あ、ところで、初めて見る人にとって、お芝居と二本立てになっている「ショー」というものは、わりと退屈なものにうつるようである。


これもなぜならば顔がわからないので。


ある程度顔がわかってきたり、「この人が素敵♥」とかいうのがあるのであれば、ショーは大変楽しいものなのだが、わからない人にとっては割と長く退屈な時間となってしまう。


私の最初に見たDVDは「MAHOROBA-遥かYAMATO-」というお芝居仕立ての日本物のショーが付いていたのだけれど、最初に見た私はそれも別のお芝居だと思い、「えっよくわからない…なんでこれはマジシャンのやつと違って歌ばっかりなんだろう、意味不明」となってしまっていたので。



それもあって、最初は一本物のほうがいいかな、と思っている。(最後のパレードも大体役の衣装だからわかりやすいしね!)







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